ハローワークは予約なし・いつでも相談可

転職活動のやり方は人それぞれです、しかしほぼ全ての人に共通することがあります。

孤独、そして強い焦りを感じるようになることです。

自分がたった独りでしかも取り残されていくような感覚です。

ここに触れたのはこれだけは避けることができないから。

しかも活動に決定的な影響を与える。

|孤独と焦りは自分独りでは対処不可能

この際はっきり申し上げますと、一人でこの問題に向き合うことは不可能です。机の前でひたすら応募先を探し自己PRを書き続けることは、1ヶ月程度ならまだしも数ヶ月以上ではかなり無理があります。

焦りと孤独にとらわれていては正確な判断はできません、平常心を取り戻す作業が必要になります。

一番良いのは「他人と話すこと」です。転職・就活について知識があれば最も良い。

これを民間の人材紹介業に求めればどうでしょうか。

転職者の希望するタイミング、もっといえばなんらか不安や焦りに囚われたときに会えないと意味がありませんが、私の経験する限りそういったサービスはありませんでした。呼ばれた日時に行くだけ。

しかるべき担当者と希望するタイミングで即会って話が出来るというサービスは現実に無いと思います。
有償でならと言われてもちょっと思いつきません。

リストラ時に大手企業が退職者向けに契約する転職支援会社が不評である最大の理由です。数回会っただけで「あなたにはこの仕事しかない」と言われたように皆さん感じている。

これは求人サービスにおいて年収の高い人向けとか安いからなどに関係ありません、そんなことをすれば人件費だけで企業は潰れてしまう。

ここに非営利団体たるハローワークの利用価値があります。あまり気付いておられる方がいませんが、各地に相談専門の人員を常駐させるなど民間には出来ないことです。

ここでよく聞くご不満を正直に申し上げます

「ハロワに行っても気持ちが暗くなるだけだよ」と思われた方がいるはずです

多くの方から聞くお話です。
とても残念なことですが不評を承知で申し上げると、共通するのは自分のあるがままを伝えて相談できない方のご意見です。

確実に言えることはハローワークが苦手な方は民間でも上手く行っていない人が多いことです。履歴のネガティブポイントをどうしてもありのままに語ることが出来ない。

就職活動は自分の経歴におけるネガティブな部分をあらわにされてしまう作業です。

在職中か無職かは関係ありません。ちょっとした指摘も辛い、というよりほとんど苦しい。

意識して抑えようとしていても飾った表現になりがちです。

ありていに言えば私もそうでした。

しかし飾った自己説明は第三者にはよく見えるもの。
仮に練達のカウンセラーであってもそういう時は会話が成り立たない、いつまでも相手の立場に立てないまま様子見が続く

上手く行くやり方とはある意味簡単です
相談員に自分が困っていることを自分の気持ちを含めて正直に話してみてください。
そうして5回ほどハローワークに行ってみてください

必ず顔見知りの担当者ができます。

そういうご担当はなんとなく口実をつけて来たとわかっていて(独りでいたたまれず来所するかたは多いです)、話を聞いてくれます。

話しているうちに気持ちは落ち着き、自分の考えがまとまっていく。

何を当然のことを、と思われたかもしれません。しかしこれが出来ないかたは実は多い。

少なくともそれほど就職活動は心が傷つきやすい、しかも孤独な作業なのです。

そうでなければどうして民間・ハロワ問わず、大の大人がケンカをしている訳でもないのに会話の途中で突然逆上し席を立つ人が出ることなどあり得ましょうか。

ハローワークの担当者は総じて親切です、微妙な話題に関わっていることもよくご存知です。

相談すべき内容については、次回更に詳しくご説明申し上げたいと思います。

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